文部科学省:先端研究基盤共用促進事業(先端研究設備プラットフォームプログラム)
本事業は、国内有数の先端的な研究施設・設備について、その整備・運用を含めた研究施設・設備間のネットワーク構築し、全ての研究者への高度な利用支援体制を有する全国的なプラットフォームを形成することで、我が国の研究開発基盤の持続的な維持・発展に貢献することを目的とします。先端研究基盤共用促進事業(先端研究設備プラットフォームプログラム)として、次の4プラットフォームが採択され実施されています
顕微イメージングソリューションプラットフォーム
「顕微イメージングソリューションプラットフォーム」は、文部科学省「先端研究基盤共用促進事業(先端研究設備プラットフォームプログラム)」の1プラットフォームとして、北海道大学・浜松医科大学・広島大学・日立製作所・ファインセラミックスセンター・九州大学・東北大学・名古屋大学が中核となって実施します。
世界唯一で最先端の高分解能・高感度イメージング装置の共用により、基礎物理からマテリアル、バイオ、環境、エネルギー、宇宙までの幅広い分野における物質の構造からその機能(元素・同位体・電磁場などの分布)まで多面的な顕微イメージングソリューションを提供します。
各先端分析技術の融合による新たなイノベーション創出を推進する人材を育成し、バーチャルな研究機関として継続的な活動を続けられる組織を構築します。
実施年度 | 事業名 | 実施機関 |
---|---|---|
2007年度~ | 先端研究施設共用イノベーション創出事業【産業戦略利用】 | 北海道大学 |
2009年度~ | 先端研究施設共用促進事業 | 北海道大学 |
2013年度~ | 先端研究基盤共用・プラットフォーム形成事業 | 北海道大学、浜松医科大学、広島大学 |
2016年度~ | 先端研究基盤共用・プラットフォーム形成事業 (共用プラットフォーム形成支援プログラム) 「原子・分子の顕微イメージングプラットフォーム」 |
北海道大学、浜松医科大学、広島大学 |
先端研究基盤共用・プラットフォーム形成事業 (共用プラットフォーム形成支援プログラム) 「アトミックスケール電磁場解析プラットフォーム」 |
日立製作所、ファインセラミックスセンター、九州大学、東北大学 | |
2021年7月~ |
先端研究基盤共用促進事業 |
北海道大学、浜松医科大学、広島大学、日立製作所、ファインセラミックスセンター、九州大学、東北大学、名古屋大学 |
特長・取り組み
ワンストップサービスによる共用装置の利用支援
産学官の皆様の研究を、最先端の顕微イメージング技術によりサポートします。
参画機関が所有する最先端イメージング装置の「委託分析」「時間貸し」を受付します。利用受付は、ワンストップ利用窓口(北海道大学 イメージングプラットフォーム推進室)が担当します。 利用方法はこちら 過去の利用例はこちら
新技術習得プログラム
最新イメージング測定技術等を習得していただくための短期研修を実施します。
受講者は、自身の研究に必要な測定を実施しながら測定技術を習得することが出来ます。 受講方法はこちら
連携・体制
参画機関
代表機関
実施機関
- 国立大学法人 浜松医科大学 国際マスイメージングセンター
- 国立大学法人 広島大学 自然科学研究支援開発センター
- 株式会社 日立製作所 研究開発グループ基礎研究センタ
- 一般財団法人 ファインセラミックスセンター ナノ構造研究所
- 国立大学法人 九州大学超顕微解析研究センター
- 国立大学法人 東北大学 多元物質科学研究所(2021~2023年度まで実施)
- 国立大学法人 東海国立大学機構名古屋大学 未来材料・システム研究所 超高圧電子顕微鏡施設
協力機関
- アメテック 株式会社
- 株式会社 日東分析センター
- 株式会社 島津製作所
- ブルカージャパン株式会社
- 日本ウォーターズ株式会社
- 株式会社プレッパーズ
- 横河電機 株式会社
- 株式会社ヒューマニクス
- 国立研究開発法人 理化学研究所 創発物性科学研究センター
- 株式会社 日立ハイテク