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平成30年9月25日(火)@浜松医科大学 第24回技術講習会 「フォトン・アップコンバージョン:原理と応用」を開催しました

浜松医科大学 国際マスイメージングセンターでは、9月25日(火)に第24回技術講習会「フォトン・アップコンバージョン:原理と応用」を開催いたします。皆様のご参加をお待ちしております。

フォトン・アップコンバージョン:原理と応用

楊井伸浩 博士
九州大学大学院 工学研究院 応用化学部門 准教授

フォトン・アップコンバージョン (UC) とは長波長光を短波長光へと変 換する現象です。これまで利用できなかった低エネルギー光を活用するこ とで、太陽電池や光触媒など様々な創エネルギー技術を高効率化するとし て期待されています。また、生体透過性の高い近赤外光を体内で可視光へ とアップコンバージョンすることで、生体内光源として利用できると期待 されています。 太陽光程度の弱い励起光を用いるには、有機分子の三重項-三重項消滅 (TTA) 過程を利用する機構が最も有用です。但し、これまでの TTA アップ コンバージョンの研究では可視域での変換(例えば緑色光→青色光)は多 数報告されていますが、応用上より重要な近赤外光から可視光への変換が 困難であるという致命的な問題がありました。そこで我々は、問題の根幹 は三重項増感時のエネルギーロスにあるという気付きの元、エネルギーロ スを回避する新しいメカニズムにより近赤外光を青色光へとアップコンバ ージョンする分子系の開発に初めて成功しました。 本セミナーでは、アップコンバージョンの原理からバイオ分野での応用 までを概説し、またその中で得られた知見に基づく他分野への展開につい てもご紹介します。

 

日時:  9月25日(火) 17:30 ~ 19:00
場所 : 浜松医科大学外来棟 4 階会議室
申込先:  〒431-3192
静岡県浜松市東区半田山1-20-1
浜松医科大学 細胞分子解剖学講座
Tel: 053-435-2086 Fax: 053-435-2468
Email: ims(at)hama-med.ac.jp